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今日はソファを搬入する際に注意するチェック事項をご説明します。

*店舗の天井高は一般住宅よりかなり高いので、その影響から実際の大きさより商品が小さく見えてしまいがちです。

ご購入ソファが搬入不可になってしまったら大変ですので、搬入不可の代表的な例をご紹介いたします。

①搬入通路

下記のような通路で曲がる場合、ソファを寝かせたまま曲がる事は不可能な場合があります。
そこで、ソファを直立させて曲がることが必要になります。

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ところが、この時にソファの対角線長(全長ではなく)が天井高より長いと天井に接触してしまい直立させることが出来ずに搬入不可になります。(下図参照)

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(例)全長200×奥行100のソファの場合は223.6cmの天井高が必要です。
一般の平均的な天井高は240cm前後なので200cmぐらいのソファなら直立できます。
ソファのサイズ全長が220cmを超えてくると同じ奥行ぐらいのソファの対角線長は241.7cmになりますので注意が必要です。

もし、上の図のようにリビングルームに行くまでにクランクがあってソファを直立させないとダメな場合は直立出来ませんので搬入不可になります。

②開口部

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図Aのように玄関から入ってすぐに壁になっているような場合、玄関ドア間口高よりソファの全長が短ければ直立させて搬入できる可能性がありますが、玄関ドア間口高よりソファの全長が長い場合、寝かせた状態や立てかけた状態から引き起こす作業が必要となります。

この時、玄関ドアと奥の壁との距離が短く奥行が狭いと上図のように玄関ドア間口上部・壁・床の3点が同時に接触してしまい搬入不可となります。

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例えば、図Bのように玄関ドアからリビングなどの動線が直線である場合、玄関ドア間口や廊下幅などを注意する点が少ないの為、問題なく搬入できるケースが多いようです。

もちろん、その場合でも後からお話しします玄関前までの搬入経路をお客様に確認いただく必要があります。

③階段

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一戸建ての2階以上に幅が180cm以上のソファを運ぶ場合に室内階段を使用する場合、ほとんどのお客様が搬入不可になっています。

図Cは真上からの視点で見た場合ですが、階段の入口ですぐに①が天井に接触しますので高さ方向に余裕を持たせる為にソファを寝かせる事になります。

すると②が壁と接触しますので、ソファを右方向に回転させる事になりますが階段の幅が
余程広くない限り、③ / ④と壁が接触する事になります。
こうなってしまうと、どのようにソファの角度や向きを変えても①〜④の何れか2点以上が必ず壁や天井に接触している状態になり、ここから先への搬入は不可能となります。

このような階段搬入の可否については、方眼紙などのシュミレーションで判断する事は非常に難しく実際に運んでみて、残念ながら1,2cmの差や微妙な角度で搬入不可になるケースが多発しています。
少しでも搬入に不安のある場合、搬入可能なソファをご検討されるかベランダやバルコニー等からの吊り上げ搬入など他の方法をご検討ください。

④エレベーター
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エレベーターを使用する場合は、カゴの奥行・天井高・間口幅・間口高を計測してください。
ソファの対角線長より天井高が低い場合や奥行が狭いエレベーターの場合、カゴ内に搬入する事が出来ません。

外階段による搬入が出来れば良いですが、出来なければ一戸建てと違い吊り上げ搬入が出来ませんので搬入不可になります。

今日はソファを搬入する際の事前チェック事項をご説明しました。

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