ワタリジャパンマイスターのレザーホームストアーズがお話ししますレザーホームストアーズ日記。
今日はHTLの皮革を知っていただくために、革のなめし工程をご説明します。
HTL (ワタリ社)は世界で唯一自社で皮革工場を持っています。
1:ウエットブルー
全世界から集められた皮がクロームなめしをした後の状態で工場へ入荷してきます。
色が青灰色していていることから、「ウエットブルー」と呼びます。
2:選別
傷などを見て、ランク別に仕分けします。
3:スピリッピング
革を銀面と床革に分割します。
4:シェービング
革の厚さを一定の厚さに調整します。
5:染色ドラム
革を染色ドラムに入れて染色します。
6:革の面積を測量
革の面積を測量します。
7、広げて乾燥
広げて乾燥します。
8: 調整
革に適当な水分を与えてもみほぐし易くしカタチも調整します。
9:ステーキング 養生
革をもみほぐして、その後革を休ませます。
10:揉み工程
革をもみほぐして、柔軟性と弾力性を与えます。
11:バッフィング
革の銀面をペーパー等でバッフィング(磨き処理)し、銀面の傷などが
バッフィングにより軽減されるため、銀面の状態が均一になります。
12:品質検査
品質の検査をします。
14:下地処理
革の下地処理をします。
15:エンボシング
革にエンボシング(型押し)をします。
16:スプレーコーティング
革の耐久性を得られるように塗料などで銀面を塗布します。
17:艶出し
外観の美しさを出すために、スプレー塗装機などで艶出しをします。
18:揉み工程
革をもみほぐして、柔軟性と弾力性を与えます。
19:ステーキング 養生
革をもみほぐして、その後革を休ませます。
20:品質検査
最終検査。
大きな工程だけで20工程あります。
ここに書いていない工程もありますので、革はたくさんの工程を経て出来上がります。
革はこれだけの手間をかけて、やっと出来上がる訳ですから革製品はやはり高級品になります。
ワタリジャパンの高級総革張りソファは何故、リーズナブルな価格で市場に出せるのかその一番の要因はワタリ社は世界で唯一自社で皮革製造しているソファメーカーだからなのです。
革の説明から、今日の結びのところがHTL社の最大の強みになりました。
今日はHTLの皮革を知っていただくために、革のなめし工程をご説明しました。
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